デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山口鋭之助」の解説 山口鋭之助 やまぐち-えいのすけ 1862-1945 明治-昭和時代前期の物理学者。文久2年2月9日生まれ。山口宗義,半六の弟。第一高等中学教諭をへて,明治30年京都帝大教授となる。のち学習院院長,宮内省図書頭,宮中顧問官などを歴任。帝室図書の近代的分類や,陵墓の管理につくす。昭和20年3月4日死去。84歳。出雲(いずも)(島根県)出身。東京大学卒。著作に「普通教育物理学」「山陵の研究」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の山口鋭之助の言及 【角帽】より …大学生のかぶる帽子。1886年,東京大学が帝国大学と改称し,学生の制服を定めたとき,以前に和田義睦,山口鋭之助の2学生が提案して許可され有志がかぶっていた帽子を,制帽として採用した。頂上が四角であるところからこの名がつけられ,明治時代には角帽は帝国大学生の異名であった。… ※「山口鋭之助」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by