山本九兵衛(読み)やまもと くへえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山本九兵衛」の解説

山本九兵衛 やまもと-くへえ

1669-1741 江戸時代前期-中期の版元。
寛文9年生まれ。代々京都で版元をいとなみ,浮世草子などを出版。息子の九右衛門をつかわして大坂高麗橋に出店をひらき,竹本座の浄瑠璃(じょうるり)本の出版権を独占した。寛保(かんぽう)元年死去。73歳。名は治重。通称は正本屋九兵衛。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の山本九兵衛の言及

【本】より

…この中に絵を入れ朱,黄,緑,紫を単純に手彩色したものを丹緑本(たんりよくぼん)といった。作者で有名な人物に浅井了意(《御伽婢子(おとぎぼうこ)》1666)や鈴木正三(《二人比丘尼(びくに)》1664)らがおり,寛永年間に早くから出版を始めた有名な書店としては敦賀屋九兵衛,風月庄左衛門,村上勘兵衛,山本九兵衛,永田調兵衛など名家がある。 江戸は新開地で気風も荒く,上方とは様相が異なっていた。…

※「山本九兵衛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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