山本瑞雲(読み)やまもと ずいうん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山本瑞雲」の解説

山本瑞雲 やまもと-ずいうん

1867-1941 明治-昭和時代前期の彫刻家
慶応3年9月13日生まれ。高村光雲にまなび,同門山崎朝雲,米原雲海らと伝統的木彫技法を継承する。内国勧業博,シカゴ万博などで入賞。また仏像制作,修復にあたった。昭和16年3月13日死去。75歳。伊豆(いず)熱海(静岡県)出身本名国吉。作品に「桓野王」「聖観音像」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例