山村月巣(読み)やまむら げっそう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山村月巣」の解説

山村月巣 やまむら-げっそう

1730-1785 江戸時代中期の俳人
享保(きょうほう)15年生まれ。江戸で雪門3代の大島蓼太(りょうた)にまなぶ。宝暦14年駿河(するが)(静岡県)の時雨窓初代となり,東海地方の雪門を指導した。飯島吐月とともに蓼太門の両輪といわれた。天明5年1月5日死去。56歳。出羽(でわ)寒河江(山形県)出身。名は春安。別号に雪屋人,未来坊,盤古

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android