飯島吐月(読み)いいじま とげつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「飯島吐月」の解説

飯島吐月 いいじま-とげつ

1727-1780 江戸時代中期の俳人
享保(きょうほう)12年生まれ。桜井吏登(りとう),大島蓼太(りょうた)にまなぶ。江戸で判者となり,山村月巣(げっそう)とともに蓼太門の両輪といわれた。安永9年9月4日死去。54歳。遺句集に「吐月句集」など。上総(かずさ)(千葉県)出身。名は友七。通称は四郎左衛門。別号に吏中,子規亭。
格言など】残すべきはもなき秋や蝉のから(辞世)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android