日本歴史地名大系 「山田グスク」の解説 山田グスクやまだぐすく 沖縄県:沖縄島北部恩納村山田村山田グスク[現在地名]恩納村山田 城原山田(やまだ)集落の南東に位置し、標高九〇メートルの琉球石灰岩台地先端部に形成される。護佐丸が築いた城として知られる座喜味(ざきみ)グスク(現読谷村)からは直線距離で約四キロ。グスク北側には大正初めまで山田の旧集落があり(恩納村誌)、屋敷跡や古井戸が現存する。当グスクは護佐丸の先祖代々の居城であるとする伝承があり、護佐丸が座喜味グスクを築城する際、石垣を手渡しで運ばせたと伝えられる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by