デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山田嘉右衛門」の解説 山田嘉右衛門(2) やまだ-かえもん ?-1746 江戸時代中期の俳人。陸奥(むつ)仙台の版木屋。大淀三千風(おおよど-みちかぜ)の門人で和風軒加之(北野)と号した。「おくのほそ道」にみえる画工加右衛門と同一人物。丈芝坊白居(じょうしぼう-はくきょ)の父とされるが,否定説もある。延享3年4月17日死去。通称は庄兵衛。号は四鶴,竹村。 山田嘉右衛門(1) やまだ-かえもん ?-? 織豊時代の能面師。断末魔の門人で,おもに狂言面をつくった。喜多古能の「仮面譜」によれば,仮面中作以後の名手5人のひとり。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例