山野愛子(読み)ヤマノ アイコ

20世紀日本人名事典 「山野愛子」の解説

山野 愛子
ヤマノ アイコ

昭和・平成期の美容家 山野美容専門学校創立者;山野美容芸術短期大学学長;国際美容協会会長。



生年
明治42(1909)年1月20日

没年
平成7(1995)年7月31日

出生地
東京市京橋区築地(現・東京都中央区)

学歴〔年〕
青山小高等科卒,志田美容学校〔大正14年〕卒,リノー美容大学(米国)〔昭和26年〕卒

主な受賞名〔年〕
藍綬褒章〔昭和42年〕,勲三等瑞宝章〔昭和55年〕,文化庁長官表彰〔平成3年〕

経歴
飯食店の娘として育つが、大正14年15歳の時に向島に御結髪・松の家を開業。昭和2年“美容の殿堂・山野美粧院”と改称。9年日本橋に山野美容院、美容講習所開設。24年山野高等美容学校(現・山野美容専門学校)を創立し、校長となり、学校教育を通じての美容師養成と社会的向上につとめる。この間、22年国際美容クラブ設立、33年国際美容協会と改称。36年にはロサンゼルスにヤマノ・ビューティ・カレッジを開設。以降、化粧品や美容器具の販売まで多角的な経営を成功させ、夫、6人の息子とともに“山野美容帝国”を築き上げた。著書に「日本髪と着付全書」「愛チャンはいつも本日誕生」「若くしてごめんなさい」「美容芸術論」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山野愛子」の解説

山野愛子 やまの-あいこ

1909-1995 昭和-平成時代の美容家。
明治42年1月20日生まれ。大正14年髪結い店を開業し,アイロンによるウエーブのつけ方や新日本髪を考案した。昭和24年山野高等美容学校(現山野美容専門学校)を創立,校長となる。36年ロサンゼルスに分校を,平成4年山野美容芸術短大を開設し,美容師の養成につくした。平成7年7月31日死去。86歳。東京出身。志田美容学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「山野愛子」の解説

山野 愛子 (やまの あいこ)

生年月日:1909年1月20日
昭和時代;平成時代の美容家。山野美容専門学校創立者;山野美容芸術短期大学学長;国際美容協会会長
1995年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android