屹度なる(読み)キットナル

精選版 日本国語大辞典 「屹度なる」の意味・読み・例文・類語

きっと【屹度】 なる

  1. 緊張したきびしい顔つきになる。歌舞伎の演技の用語として多く用いられ、刺激的な相手役せりふ態度、また状況に対し、きりっと緊張した様相を示すしぐさをいう。場面や気分の高まりを促す効果がある。
    1. [初出の実例]「皆々、千鳥に入替り、立役を囲って、思入、きっとなる」(出典:歌舞伎・暫(1714))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む