岡持ち(読み)おかもち

日本大百科全書(ニッポニカ) 「岡持ち」の意味・わかりやすい解説

岡持ち
おかもち

食物を戸外へ持ち運ぶのに用いる桶(おけ)の一種。手桶のように桶の2か所の取っ手に横木を渡し、手で持ち歩けるようにしているが、岡持ちは普通、手桶よりも広く浅くつくり、その上に蓋(ふた)をつけたものである。江戸時代、物見遊山などには、塗り物のものが用いられたが、多くのものは白木づくりで、また、形には円形、楕円(だえん)形、角形などがある。一般には、さかな屋、すし屋、うなぎ屋などの出前に使用されてきたが、現在はあまりみられなくなった。

[宮本瑞夫]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む