岩崎神社(読み)いわさきじんじや

日本歴史地名大系 「岩崎神社」の解説

岩崎神社
いわさきじんじや

[現在地名]宇佐市岩崎 宮ノ前

岩崎集落の南、平地に突き出たかみなか丘陵北端にある。大鷦鷯天皇などを祀り、旧郷社。社伝によれば、養老年中(七一七―七二四)大隅・日向の隼人の乱を治めた宇佐宮神輿が還幸の際、当地に荒霊をとどめたのが草創というが(「宇佐郡誌」など)、古くは若宮八幡宮といい、宇佐宮正御供米料所岩崎庄の庄鎮守として同宮若宮社の分霊を当地に勧請、創建されたものであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android