岩崎鐸(読み)イワサキ タク

20世紀日本人名事典 「岩崎鐸」の解説

岩崎 鐸
イワサキ タク

昭和期の洋画家



生年
大正2(1913)年7月10日

没年
昭和63(1988)年7月7日

出生地
栃木県宇都宮市

本名
岩崎 清之助

学歴〔年〕
東京美術学校日本画科〔昭和13年〕卒

経歴
イタリア初期ルネッサンスを原点とし、滞欧後、朝日秀作展、毎日国際展等に招待出品。新制作会員から無所属となる昭和56年3月に近作展が新宿三越で開かれた。作品に「母の誕生日」「未熟児センターほか

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岩崎鐸」の解説

岩崎鐸 いわさき-たく

1913-1988 昭和時代の日本画家。
大正2年7月10日生まれ。創造美術協会,新制作協会,アートクラブ協会に所属。現代日本美術展,日本国際美術展などに出品。戦後は鉄,アクリルなどを素材とする独特の作品を発表した。昭和63年7月7日死去。74歳。栃木県出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。本名は清之助。作品に「結婚式」「美学アメリカ」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「岩崎鐸」の意味・わかりやすい解説

岩崎鐸【いわさきたく】

日本画家。宇都宮市生れ。本名清之助。1938年東京美術学校卒。1956年―1965年の間2度欧米を旅行,ローマ,ニューヨーク等で個展を開く。以後,作風は抒情具象から,《美学アメリカ》に見られるような,機械部品を使った即物的な抒情に転換。さし絵も描く。

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