岩崎鴎雨(読み)いわさき おうう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岩崎鴎雨」の解説

岩崎鴎雨 いわさき-おうう

1804-1865 江戸時代後期の詩人
文化元年生まれ。生家近江(おうみ)(滋賀県)坂本の米商。15歳で頼(らい)山陽師事,かたわら画を浦上春琴(しゅんきん)にまなぶ。琵琶(びわ)湖畔に臨湖楼をたて,田能村(たのむら)竹田,篠崎小竹らと交遊した。慶応元年5月7日死去。62歳。名は雍。字(あざな)は元煕。通称喜助。別号に玉来居士,残夢老人。詩集に「鴎雨詩文稿」「残夢詩草」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android