岸井明(読み)キシイ アキラ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「岸井明」の解説

岸井 明
キシイ アキラ


職業
映画俳優

生年月日
明治43年 10月13日

出生地
東京

経歴
昭和5年日活現代劇部に入社、8年P.C.L.に移った。182センチ、129キロの巨体を利した三枚目として売り出す。10年古川緑波が東宝に入ってコンビを組み、「歌う弥次喜多」などに出演。その後は歌うスターとしてビクター専属となり「ねえ君次第」「たばこ屋の娘」などがヒットした。エノケン共演の「孫悟空」では猪八戒を演じ喜劇スターとして売ったが、35年の「水戸黄門」に出演後、眼底出血で倒れた。

没年月日
昭和40年 7月3日 (1965年)

伝記
なつかしい芸人たちなつかしい芸人たち 色川 武大 著色川 武大 著(発行元 新潮社新潮社 ’08’89発行)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

関連語 伝記

20世紀日本人名事典 「岸井明」の解説

岸井 明
キシイ アキラ

昭和期の映画俳優



生年
明治43(1910)年10月13日

没年
昭和40(1965)年7月3日

出生地
東京

経歴
昭和5年日活現代劇部に入社、8年PCLに移った。182センチ、129キロの巨体を利した三枚目として売り出す。10年古川緑波が東宝に入ってコンビを組み、「歌う弥次喜多」などに出演。その後は歌うスターとしてビクター専属となり「ねえ君次第」「たばこ屋の娘」などがヒットした。エノケンと共演の「孫悟空」では猪八戒を演じ喜劇スターとして売ったが、35年の「水戸黄門」に出演後、眼底出血で倒れた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岸井明」の解説

岸井明 きしい-あきら

1910-1965 昭和時代の映画俳優。
明治43年10月13日生まれ。昭和5年日活にはいり,「手術綺譚(きたん)」でデビュー。PCL(現東宝)にうつり,150kgをこえる巨体と歌唱力をもつ喜劇役者として人気をあつめる。戦後は脇(わき)役で活躍した。昭和40年7月3日死去。54歳。東京出身。日大中退。出演作に「ほろよひ人生」「孫悟空」「大菩薩峠」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「岸井明」の解説

岸井 明 (きしい あきら)

生年月日:1910年10月13日
昭和時代の映画俳優
1965年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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