島上 勝次郎(読み)シマガミ カツジロウ

20世紀日本人名事典 「島上 勝次郎」の解説

島上 勝次郎
シマガミ カツジロウ

明治・大正期の労働運動家 東京市電相扶会会長。



生年
明治14(1881)年8月24日

没年
大正12(1923)年9月1日

出生地
三重県度会郡黒瀬村(現・伊勢市)

経歴
小卒後、農業従事。明治38年上京し職工となり、40年東京市電の車掌となる。労働者生活の中で労働組合の必要性を感じ、中西伊之助らと共に大正8年日本交通労働組合を結成。9年市電罷業に参加して馘首され、未決監に投じられた。のち東京市電相扶会の組織にあたり、その指導につとめ、12年電気局に復し、相扶会会長に就任。無政府主義的な自由連合主義を奉じていた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「島上 勝次郎」の解説

島上 勝次郎 (しまがみ かつじろう)

生年月日:1881年8月24日
明治時代;大正時代の労働運動家。市電車掌
1923年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報