島上善五郎(読み)シマガミ ゼンゴロウ

20世紀日本人名事典 「島上善五郎」の解説

島上 善五郎
シマガミ ゼンゴロウ

昭和期の労働運動家 元・衆院議員(社会党)。



生年
明治36(1903)年12月16日

没年
平成13(2001)年1月2日

出身地
秋田県天王町

本名
佐々木 善五郎

学歴〔年〕
高小卒

主な受賞名〔年〕
勲二等旭日重光章〔昭和50年〕

経歴
戦前の東京交通労組の指導者の一人。大正9年東京電気局に入り、車掌になったが待遇の悪さにすぐ組合運動に入る。15年「人民電車事件」で懲戒免職されたが、地下から指導。日本無産党結成に加わり2年間未決拘置された。戦後東交再建の一翼を担い、昭和20年社会党結党に参加、21年日本労働組合総同盟主事を経て、25年初代総評事務局長。22年以来東京6区から8期、衆院議員を務めた。議員引退後、社会党中央統制委員長もつとめた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「島上善五郎」の解説

島上 善五郎
シマガミ ゼンゴロウ


肩書
元・衆院議員(社会党)

本名
佐々木 善五郎

生年月日
明治36年12月16日

出身地
秋田県天王町

学歴
高小卒

経歴
戦前の東京交通労組の指導者の一人。大正9年東京電気局に入り、車掌になったが待遇の悪さにすぐ組合運動に入る。15年「人民電車事件」で懲戒免職されたが、地下から指導。日本無産党結成に加わり2年間未決拘置された。戦後東交再建の一翼を担い、昭和20年社会党結党に参加、21年日本労働組合総同盟主事を経て、25年初代総評事務局長。22年以来東京6区から8期、衆院議員をつとめた。議員引退後、社会党中央統制委員長もつとめた。

受賞
勲二等旭日重光章〔昭和50年〕

没年月日
平成13年1月2日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「島上善五郎」の解説

島上善五郎 しまがみ-ぜんごろう

1903-2001 昭和時代の労働運動家,政治家
明治36年12月16日生まれ。大正13年東京市電自治会の結成に参加。交通労働運動を指導し,日本無産党の役員として活躍。昭和20年社会党の創立にくわわり,22年衆議院議員(当選8回,社会党)。25年総評の初代事務局長に就任。平成13年1月2日死去。97歳。秋田県出身。旧姓は佐々木。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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