島原道中(読み)シマバラドウチュウ

デジタル大辞泉 「島原道中」の意味・読み・例文・類語

しまばら‐どうちゅう〔‐ダウチユウ〕【島原道中】

京都にあった島原遊郭年中行事。毎年4月21日に郭中太夫盛装し、揚屋あげや入り様式化して練り歩いたもの。太夫道中。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「島原道中」の意味・読み・例文・類語

しまばら‐どうちゅう ‥ダウチュウ【島原道中】

〘名〙 京都の遊郭島原の年中行事の一つ。毎年四月二一日、郭(くるわ)中の全盛大夫(たゆう)が盛装し、髪を横兵庫、福わげ、二枚櫛(にまいぐし)花簪(はなかんざし)などの古風に結って、黒塗り三本足の下駄をはいて、八文字を踏んで練り歩いたこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android