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精神病理学 せいしんびょうりがく psychopathology

翻訳|psychopathology

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

精神病理学
せいしんびょうりがく
psychopathology

精神障害の心理的側面を探究する専門分野。精神症状の記述,命名,分類を行なって精神障害の疾病分類に寄与する記述的精神病理学と,症状内容や患者の内的心理を考察する力動的,あるいは人間学的精神病理学に分れる。

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デジタル大辞泉の解説

せいしん‐びょうりがく〔‐ビヤウリガク〕【精神病理学】

精神の病的状態を研究対象とし、その機構や病態の解明を目的とする学問。精神医学の基礎領域。

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百科事典マイペディアの解説

精神病理学【せいしんびょうりがく】

精神医学の一部門。精神疾患の心理的側面を明らかにするのが目的で,異常心理学,病跡学とも関係が深い。その方法は,患者の身体的・精神的表現の観察や,ロールシャハ・テスト知能テスト性格検査などによる。

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栄養・生化学辞典の解説

精神病理学

 →精神病理

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世界大百科事典 第2版の解説

せいしんびょうりがく【精神病理学 psychopathology】

ひろく異常心理現象ないし病的精神状態を対象として記述・整理・分析をすすめる分野で,精神医学の中心部分を構成する。したがって精神病理学は精神医学と重なる部分が多く,19世紀の末まで独自の歴史をもたなかった。それがしだいに体系的な方法論をもつようになるのは,精神医学を構成する諸領域の分化が20世紀以降すすんだ結果でもあって,その基礎はドイツシュテリングG.Störringの著書《精神病理学講義》(1900)により置かれたといわれる。

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大辞林 第三版の解説

せいしんびょうりがく【精神病理学】

精神障害の諸現象を体系化し、その機序や経過を心理学的側面から研究する学問。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

精神病理学
せいしんびょうりがく
psychopathology

精神医学において精神病理学は、身体病理学に対応する広範な研究領域を有している。それは、精神医学的現象はすべて精神病理現象そのものだからである。もちろん、すべての精神病理現象は身体病理のうえに成立しているという考え方があり、とりわけ19世紀における生物学的精神医学研究において支配的であった。しかし、今日までの精神医学研究によると、たとえば大脳病理のうえに成り立っている精神病理現象でさえも、身体・精神病理現象の構造は無限に複雑である。
 精神病理学は方法論として、精神症状論、力動精神医学、現象学的精神病理学の三領域に分けられる。第一の精神症状論は、19世紀のヨーロッパ大陸、とくにフランスとドイツにおいて完成された。第二の力動精神医学はマイヤーAdolf Meyer(1866―1950)とフロイトの影響下で、1930年以降アメリカにおいて発展していった。最後の現象学的精神病理学は、フッサール現象学とハイデッガー哲学の影響下で、ビンスバンガーLudwig Binswanger(1881―1966)やボスMedard Boss(1903―90)など少数の精神病理学者によって受け継がれてきている。
 なお、類似用語である異常心理学は、その対象が精神病理学と同じか、また重なり合ってもその手法が正常心理学と同様である点で異なっている。[荻野恒一]

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世界大百科事典内の精神病理学の言及

【異常心理学】より

…リボは,1888年コレージュ・ド・フランスに異常心理学psychologie pathologiqueの講座が設けられるとともに,その専任者となっている。これに対しドイツでは,精神異常(異常心理)の研究はもっぱら精神医学者の手によってなされ,精神病理学Psychopathologieという表現が用いられてきている。本来は主として精神病や神経症を対象とする学問領域であったが,精神分析学やそれに基づく心理療法が行われるようになってからは臨床心理学という分野もこれに加わり,単に狭義の精神疾患を対象とする心理学という意味だけでなく,社会との関連や種々の行動障害に関する問題をも扱う広い心理学の分野となってきている。…

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