デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「島津久宝」の解説 島津久宝 しまづ-ひさたか 1802-1873 江戸時代後期の武士。享和2年生まれ。薩摩(さつま)鹿児島藩黒木郷領主。島津斉興(なりおき),斉彬(なりあきら),忠義の3代の城代家老をつとめる。斉彬の死後,幕府迎合策に転じた藩政にそって斉彬派の家臣を追放。忠義の父島津久光が藩政の実権をにぎると失脚。明治6年死去。72歳。通称は又八郎,豊後,式部。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例