改訂新版 世界大百科事典 「崔時亨」の意味・わかりやすい解説
崔時亨 (さいじこう)
Ch`oe Si-hyǒng
生没年:1829-98
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…天との結合の可能性において万人が平等だとする教理が封建的な身分秩序と相いれないのはもちろん,〈後天開闢〉の思想は,李氏王朝の終末を予言する《鄭鑑録》の運命観とも結びついて,李朝支配そのものへの批判を内包していた。 政府は1864年,崔済愚を処刑して厳しい弾圧を加えたが,第2代教主となった崔時亨(さいじこう)は教祖の思想を表現した《東経大全》や《竜潭遺詞》を復元・刊行し,教義の体系化を図るとともに,南部朝鮮一帯への布教に力を注いだ。各地域の教徒集団を〈包〉と呼んで接主がこれを統率し,その上に都接主,中央に道主を置くという教団組織が確立するのもこの時期である。…
※「崔時亨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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