デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「嵯峨根良吉」の解説 嵯峨根良吉 さがね-りょうきち 1837-1868 幕末の蘭学者。天保(てんぽう)8年3月生まれ。大坂の緒方洪庵の適々斎塾でまなび,のち江戸で江川太郎左衛門の門弟に砲術をおしえた。幕府の軍艦で鹿児島をおとずれ,その縁で慶応2年鹿児島藩にまねかれ,翌年藩政について建言,藩士にくわえられた。慶応4年6月27日死去。32歳。丹後(京都府)出身。名は重矩。通称は良起。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例