川口秀子(読み)カワグチ ヒデコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「川口秀子」の解説

川口 秀子
カワグチ ヒデコ


職業
日本舞踊

肩書
川口流家元

生年月日
大正11年 5月30日

出生地
大阪府 大阪市浪速区

学歴
大宝小〔昭和10年〕卒

経歴
幼少より山村流の日本舞踊を習い、天才少女と謳われた。6代目尾上菊五郎、神崎恵舞に師事。昭和14年上京し、16年川口流を創始、白蝶会を主宰し、古典物と現代を融合する新しい感覚の舞踊を発展させた。また、歌舞伎の振付けも多く、「蝶の道行」「伝授山姥」で絶賛を博した。作品に「夕顔」「紫陽の歌」「夕霧浅間嶺」などがあり、著書に「舞ごころ」がある。33年演出家武智鉄二と結婚。

所属団体
日本舞踊協会

没年月日
平成21年 1月5日 (2009年)

家族
夫=武智 鉄二(演出家・映画監督),長女=川口 小枝(日本舞踊家)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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