川地柯亭(読み)かわち かてい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川地柯亭」の解説

川地柯亭 かわち-かてい

1780-1872 江戸時代後期の画家
安永9年生まれ。越前(えちぜん)福井藩士。京都で紀竹堂(きの-ちくどう)に,江戸で谷文晁(ぶんちょう)にまなぶ。晩年は中国の明(みん)・清(しん)時代の画家の画風をこのんだという。藩主松平慶永(よしなが)から特別の待遇をうけた。明治5年10月17日死去。93歳。名は義裕。通称又兵衛

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android