工数(読み)クカズ

デジタル大辞泉 「工数」の意味・読み・例文・類語

く‐かず【工数】

細工手数。物をこしらえる手数。
上塗りに―がかかったから」〈滑・浮世床・二〉

こう‐すう【工数】

ある作業をするために必要な仕事量。人数時間の積で表すことが多い。

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精選版 日本国語大辞典 「工数」の意味・読み・例文・類語

く‐かず【工数】

  1. 〘 名詞 〙 細工の手数。物をこしらえる手間の数。
    1. [初出の実例]「上塗に工数(クカズ)がかかったから見えねへ」(出典滑稽本・浮世床(1813‐23)二)

こう‐すう【工数】

  1. 〘 名詞 〙 製品を加工するために必要な仕事量。人工(にんく)で表わした数値。〔現代日本技術史概説(1956)〕

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世界大百科事典(旧版)内の工数の言及

【工数管理】より

…〈工数〉すなわち作業の延べ所要時間の多少を検討し,その節減をはかる諸施策を立案,実施,評価することをいう。工数はたとえば,ある作業の遂行が5人の作業者の5時間労働を必要とする場合には,5人×5時間=25人時(man‐hour)というように算定される。…

※「工数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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