工業中毒(読み)こうぎょうちゅうどく

百科事典マイペディアの解説

工業中毒【こうぎょうちゅうどく】

工業に従事しているものが,種々の化学物質の吸入,接触などにより著しい病的変化をきたすことをいう。障害は,皮膚,歯牙,目など主として体外性のものと,種々の臓器をおかす体内性のものとがある。原因は,1.有毒ガス。一酸化炭素亜硫酸ガス等,2.芳香族化合物。ベンゼンニトロベンゼンアニリン等,3.脂肪族化合物。四塩化炭素,トリクロロエチレン等,4.金属。,水銀クロム等,5.その他。リン酸硝酸苛性ソーダ等。
→関連項目集団中毒中毒

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典内の工業中毒の言及

【産業中毒】より

…産業現場で取り扱われる原料,中間生成物,製品などの化学物質による健康障害で,工業中毒ともいう。古くからよく知られ,今日でもみられるのは,燃焼・加熱の工程や火災・爆発などの際の,一酸化炭素中毒や鉛,水銀などの金属中毒である。…

※「工業中毒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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