集団中毒(読み)しゅうだんちゅうどく

改訂新版 世界大百科事典 「集団中毒」の意味・わかりやすい解説

集団中毒 (しゅうだんちゅうどく)

一時に多くの人々が同一の中毒源によって中毒を起こすこと。一酸化炭素など有毒のガスによる中毒なども含まれるが,最も多いのは飲食店,仕出屋,旅館などの食事・弁当が原因で大勢の人がかかる食中毒で,集団中毒といえば食中毒をさすことが多い。家庭の食事が原因で起きる家族の大多数が食中毒にかかることを含むことがある。学術用語ではないが,罹患者が多いので食品衛生行政の重要な課題となっている。
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百科事典マイペディア 「集団中毒」の意味・わかりやすい解説

集団中毒【しゅうだんちゅうどく】

細菌,化学物質または自然毒によって集団的に中毒患者が発生すること。食品を介する場合(食中毒)が最も多く,その約半数が細菌による。化学物質の場合(例えば一酸化炭素,有機リン化合物)は呼吸器や皮膚を介する場合が少なくない(工業中毒)。なお赤痢,チフスなどの伝染病の集団的発生は集団感染という。

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