デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「工藤謙同」の解説 工藤謙同 くどう-けんどう 1801-1861 江戸時代後期の医師。享和元年6月生まれ。豊後(ぶんご)(大分県)の人。文政4年長崎にシーボルトをたずね,オランダ医学をまなぶ。のち江戸の宇田川玄真に入門。帰郷の途中筑後(ちくご)(福岡県)久留米(くるめ)で病人をすくい,その地で開業,久留米藩内最初の蘭方医となった。文久元年6月7日死去。61歳。字(あざな)は令。号は紫洋,医々堂など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例