巨大マゼラン望遠鏡(読み)キョダイマゼランボウエンキョウ

デジタル大辞泉 「巨大マゼラン望遠鏡」の意味・読み・例文・類語

きょだいマゼラン‐ぼうえんきょう〔‐バウヱンキヤウ〕【巨大マゼラン望遠鏡】

Giant Magellan Telescope米国オーストラリア・韓国・ブラジルなどの国際協力によって建設を進めている超大型光学赤外線望遠鏡。直径8.4メートルの円形の鏡を計7枚組み合わせた複合鏡で、合成有効口径は24.5メートルに相当する。補償光学によってハッブル宇宙望遠鏡の約10倍の分解能が得られるという。ジェームズウェッブ宇宙望遠鏡との連携観測を行う。チリラスカンパナス天文台(標高2516メートル)に設置。2024年の稼働開始を目指している。GMT

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android