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木星型惑星 もくせいがたわくせいJupiter-type planet

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

木星型惑星
もくせいがたわくせい
Jupiter-type planet

太陽系惑星のうちで,木星土星天王星海王星をいう。これらは気体からなり,地球型惑星のような固体表面をもたない。質量は地球の十数倍から 320倍と大きく,半径は数万 km程度と巨大である。

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デジタル大辞泉の解説

もくせいがた‐わくせい【木星型惑星】

太陽系の8惑星のうち、木星土星の2星。コアの外側に金属水素があり、その外側を水素などのガスが取り巻く天体。地球型惑星と比べて半径・質量が大きく、平均密度・自転周期が比較的小さく、環をもっている。大惑星。巨大ガス惑星ガスジャイアント。→地球型惑星天王星型惑星
[補説]かつては天王星・海王星も同じ分類であったが、惑星探査の結果、木星・土星とは組成が異なるとされ、天王星型惑星に分類されるようになった。

出典|小学館
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大辞林 第三版の解説

もくせいがたわくせい【木星型惑星】

太陽系内の、木星・土星・天王星・海王星のこと。地球型惑星と比べて、半径も質量もはるかに大きく、周囲に環を持ち、水素・ヘリウムなどを主成分とするガス体で平均密度が小さく、自転が速いなどの共通した性質をもつ。大惑星。 → 地球型惑星

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

木星型惑星
もくせいがたわくせい

太陽系内の小惑星帯の外側にある惑星で、内側から木星、土星の二つ。ガス主体の天体で、太陽系内の内側にある岩石質の地球型惑星に比べると、質量が大きく密度が小さい。太陽系の惑星形成過程で、太陽から遠いことにより揮発性の成分が失われなかったと考えられる。近年の惑星探査機の観測により、海王星天王星に「氷」が多くみつかり、木星と土星を巨大ガス惑星(英語名はGas Giant)、海王星と天王星を巨大氷惑星(英語名はIce Giant)と分類することが多くなり、巨大ガス惑星として、木星型惑星を分類することが浸透してきた。また、特徴として数多くの衛星と輪(リング)を有する。
 内部構造は木星と土星の場合、岩石・鉄の内核と氷を多く含む外核およびそれらを囲む水素とヘリウムからなるエンベロープ(天体を包むガス状領域)で構成されると思われる。海王星と天王星の場合は、岩石・氷の核と氷からなるエンベロープと薄い水素とヘリウムの大気で構成されると思われる。
 木星型惑星は地球型惑星に比べて大きいので太陽系外の惑星探査で、主星に近い軌道を公転する「ホットジュピター(熱い木星型惑星)」が多くみつかっている。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の木星型惑星の言及

【太陽系】より

…地球より内側にある水星と金星とを内惑星と呼び,地球の外側の火星,木星,……,冥王星を外惑星と呼ぶ。また水星から火星までを地球型惑星,木星から海王星までを木星型惑星と呼ぶ。冥王星はどちらにも属さない。…

【惑星】より

…こうして比較惑星学を緯糸,太陽系成因論を経糸とした惑星研究が再出発する。
【地球型惑星と木星型惑星】
 惑星は火星(もしくは小惑星)より太陽に近い地球型惑星と木星以遠の木星型惑星に二大別される。ひと口にいって前者は岩と金属鉄の塊であり,後者はそれにより大量の氷(水,アンモニアなど)ともっと大量の水素を主体としたガスをつけ加えた天体である(これに対し,地球より内側の水星と金星を内惑星,地球より外側の火星以遠の惑星群を外惑星と位置に着目して呼ぶこともある)。…

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