市村宇左衛門(3代)(読み)いちむら うざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「市村宇左衛門(3代)」の解説

市村宇左衛門(3代) いちむら-うざえもん

1628-1686 江戸時代前期の歌舞伎役者
寛永5年生まれ。江戸の初代村山又三郎に入門,その村山座に女方として出演。寛文年間村山座2代の縁者から同座の興行権をゆずりうけ市村座改称,養子の初代市村竹之丞を座元にたてて興行した。村山座時代の代数をくわえて3代,市村宇左衛門名義では初代となる。貞享(じょうきょう)3年7月24日死去。59歳。上野(こうずけ)(群馬県)出身。前姓は一村

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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