布施健(読み)フセ タケシ

20世紀日本人名事典 「布施健」の解説

布施 健
フセ タケシ

昭和期の弁護士 元・検事総長。



生年
明治45(1912)年3月21日

没年
昭和63(1988)年2月25日

出生地
岡山県備前市

学歴〔年〕
東京帝大法学部〔昭和11年〕卒

主な受賞名〔年〕
勲一等瑞宝章〔昭和59年〕

経歴
子供の頃養子に出て布施姓に。昭和12年検事任官、甲府地検、東京地検、最高検、東京高検検事長を経て、50年検事総長。52年に退官。この間、戦前ゾルゲ事件被告、ブランコ・ド・ブーケリッチの取り調べを担当下山事件では主任検事。総長就任後に発覚したロッキード事件では、政治の圧力に屈せず田中角栄元首相逮捕を敢行した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「布施健」の解説

布施健 ふせ-たけし

1912-1988 昭和時代検察官
明治45年3月21日生まれ。昭和12年検事となり,東京地検の公安部長,特捜部長,東京高検検事長などをへて,50年検事総長となる。この間,ゾルゲ事件,下山事件を担当。51年ロッキード事件の捜査を指揮し,前首相田中角栄を逮捕,起訴に追いこんだ。昭和63年2月25日死去。75歳。岡山県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「布施健」の解説

布施 健 (ふせ たけし)

生年月日:1912年3月21日
昭和時代の検察官。検事総長
1988年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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