布袋葵(読み)ホテイアオイ

デジタル大辞泉 「布袋葵」の意味・読み・例文・類語

ほてい‐あおい〔‐あふひ〕【×葵】

ミズアオイ科の水生の多年草。多数のひげ根水中に垂れ、葉は卵形で、葉柄の基部が大きく膨らみ、浮き袋の役をして水面に浮かぶ。夏、花茎水上に出し、淡紫色の花を総状につける。南アメリカの原産で、明治中期に渡来し、暖地の池などに野生化。ウオーターヒヤシンス布袋草 夏》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「布袋葵」の意味・読み・例文・類語

ほてい‐あおい‥あふひ【布袋葵】

  1. 〘 名詞 〙 ミズアオイ科の多年生水草。熱帯アメリカの原産で、観賞用に栽培される。高さ約三〇センチメートル。葉身は倒卵形か円形で長さ五~一〇センチメートル。一〇センチメートル内外の卵状にふくれた葉柄があり、浮きの代わりになる。夏、六花被をもつ淡青紫色の花が群がって咲く。ほていそう。オランダみずあおい。ウォーター‐ヒヤシンス。《 季語・夏 》

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「布袋葵」の解説

布袋葵 (ホテイアオイ)

学名Eichhornia crassipes
植物。ミズアオイ科の浮漂性多年草,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android