希世(読み)キセイ

デジタル大辞泉 「希世」の意味・読み・例文・類語

き‐せい【希世/×稀世】

世にまれなこと。世にまれなほどすぐれていること。希代。「―の英雄

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精選版 日本国語大辞典 「希世」の意味・読み・例文・類語

き‐せい【希世・稀世】

  1. 〘 名詞 〙 世にもまれなほどすぐれていること。希代。非凡。
    1. [初出の実例]「希世の行持なり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)行持上)
    2. 「希世(キセイ)大家の手になりたる小説の文に越えたるものなし」(出典小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉下)

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普及版 字通 「希世」の読み・字形・画数・意味

【希世】きせい

世誉をねがう。また、世にまれな。晋・張協七命〕爪兵士)景(かげ)のごとくに附き、函夏(中国)風を承く。此れ蓋(けだ)し希世の兵なり。

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