帯刀の陣(読み)タチハキノジン

デジタル大辞泉 「帯刀の陣」の意味・読み・例文・類語

たちはき‐の‐じん〔‐ヂン〕【帯刀の陣】

東宮坊帯刀の舎人とねり詰め所

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精選版 日本国語大辞典 「帯刀の陣」の意味・読み・例文・類語

たてはき【帯刀】 の 陣(じん)

  1. たちはきの陣(じん)
    1. [初出の実例]「蛇を四寸ばかりづつに切って干したのを、干魚だと云って、太刀帯(タテハキ)の陣へ売りに行った」(出典羅生門(1915)〈芥川龍之介〉)

たちはき【帯刀】 の 陣(じん)

  1. 東宮坊の武官である帯刀舎人(とねり)が、御所警備のために集結する場所
    1. [初出の実例]「春宮のたちはきのぢんにて、さくらの花のちるをよめる」(出典:古今和歌集(905‐914)春下・八五・詞書)

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