デジタル大辞泉
「帯鋼」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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おび‐こう‥カウ【帯鋼】
- 〘 名詞 〙 帯状に長くて薄い鋼(はがね)。箱や樽に巻きつけるのに使う。
- [初出の実例]「最新式のアメリカ製の機械を据えつけて、帯鋼をつくっている」(出典:日本拝見‐呉(1955)〈臼井吉見〉産業革命)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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帯鋼
おびこう
hoop
鋼塊を圧延して帯状にした鋼板。普通厚さ 3mm以下で幅 500mm以下のものをさす。多くはコイル状 (薄いもので長さ 1000m以上) で出荷される。帯鋼圧延機による加工や広幅鋼を縦剪断して製造される。一般に熱間圧延による熱圧延帯鋼 (黒帯鋼) が多いが,その2~3割以上がさらに冷間圧延され,表面の均一で美しい光沢をもつ磨き帯鋼として利用される。用途はドラム缶材,車両用材,電気機器部材,農機具,玩具など広範囲にわたる。また炭素鋼,刃物鋼,ステンレス鋼などを素材とした磨き特殊帯鋼があり,安全かみそり刃,ぜんまい,帯鋸などに利用されている。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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帯鋼
おびこう
帯状に著しく長い板状に圧延された鋼材。ストリップstripともいう。切断して板となり、また丸めて管をつくる素材として用いられる。
[須藤 一]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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帯鋼【おびこう】
長い帯状の鋼板。コイル状に巻いてある。幅50cm未満,厚さ0.9〜4.5mm。軽量形鋼や溶接鋼管などの素材となる。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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