日本大百科全書(ニッポニカ) 「常用暦」の意味・わかりやすい解説 常用暦じょうようれき 日常の社会生活に必要な事項や、関連事項を1年の月日に配して記載した暦書をいう。天体暦を基礎にして、通常、日・月の出没時刻、月齢、潮汐(ちょうせき)、日月食などの天象に、二十四節気、雑節、干支(えと)、七曜、休日、祝日、宗教的行事、社会的行事などを記載する。日本の民間暦は以上のほかに、十二直(じゅうにちょく)、六曜、九星などの迷信的事項を記載した多種多様のものがあり、毎年、年末年始に販売、配布されたりする。[渡辺敏夫][参照項目] | 暦 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例