改訂新版 世界大百科事典 「干闌」の意味・わかりやすい解説
干闌 (かんらん)
gān lán
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…より古い時期の住居については,考古学的発掘調査の資料や文献,画像によって大要をうかがうにすぎないが,これらの住いの構造の特色がきわめて早い時期から芽生えた伝統に根ざしていることが知られる。 先史時代の住居には,大きく分けて穴居と干闌(かんらん)の2種の形式があったことが発掘資料により知られる。穴居は新石器時代の普遍的な住居形式として黄河流域を中心に分布し,袋穴,竪穴,半穴居の各類型がある。…
…住居の様式は多くがこの地域の漢族と同じだが,場所によってはまだ古い伝統的な様式が残っている。それは干欄(干闌),麻欄とよばれる杭上家屋で,下の階では牛,豚,鶏などの家畜が飼われ,あるいは農具,燃料等が置かれる。多くは一夫一妻婚に基づく小家族で,結婚後〈不落夫家〉とよばれる習俗がある。…
※「干闌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」