平湯大滝(読み)ひらゆおおたき

日本歴史地名大系 「平湯大滝」の解説

平湯大滝
ひらゆおおたき

[現在地名]上宝村平湯

高原たかはら川最上流部、乗鞍のりくら岳北麓の平湯の字浴場山あんばやまにある。幅約六メートル、落差約四五メートル。「斐太後風土記」は「漲落るさまは、遠望めば、八十つづき縫列ねたる白布の、広幡なし、近眺れば、千重万重の、嶽雪の間断なく、なだれ落るにことならず。又は数千万斤の綿絮を、頻に繰落す歟とぞ疑はる。其響は岩壁を貫徹、恰も百千の雷の落たらんがごとく、群壑に轟きわたり、打しぶく水煙は、二三町此方までも、立こむる霧なして」としてその雄大さをたたえている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 乗鞍 懸崖 一帯

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む