事典 日本の地域ブランド・名産品 「広島の酒」の解説
広島の酒[酒類]
ひろしまのさけ
広島県産の清酒。1898(明治31)年、賀茂郡三津町(現・東広島市)の酒造家・三浦仙三郎が軟水醸造法を確立。口あたりがやわらかくまろやかな広島酒の特徴をもった酒造りに成功した。広島県には、南部の瀬戸内海に面する温暖な地域と北部の中国山地を頂く豪雪地帯があり、その自然条件はさまざま。そのため、広島県内各地の蔵では甘口から辛口、淡麗から濃醇まで多種多様な酒がつくられている。なかでも東広島市西条の酒は有名。2007(平成19)年1月、特許庁の地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5014153号。地域団体商標の権利者は、広島県酒造組合連合会。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報