広敷番(読み)ヒロシキバン

デジタル大辞泉 「広敷番」の意味・読み・例文・類語

ひろしき‐ばん【広敷番】

江戸幕府職名大奥広敷交代で勤務し、警戒および出入りの人々の監視にあたった。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「広敷番」の意味・読み・例文・類語

ひろしき‐ばん【広敷番】

  1. 〘 名詞 〙 江戸幕府の職名の一つ留守居支配に属し、大奥広敷に詰め、全般警備や、出入する人々の点検などを行なう。約一〇〇名おり昼夜交代で勤務した。おひろしきばん。
    1. [初出の実例]「御広敷番之頭勤方之覚」(出典:教令類纂‐初集三九・宝永七年(1710)五月一五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android