広末保(読み)ヒロスエ タモツ

20世紀日本人名事典 「広末保」の解説

広末 保
ヒロスエ タモツ

昭和・平成期の演劇評論家 元・法政大学文学部教授。



生年
大正8(1919)年12月18日

没年
平成5(1993)年10月26日

出生地
高知県高知市

学歴〔年〕
東京帝大文学部国文学科〔昭和16年〕卒

経歴
法政大学文学部教授をつとめ、定年後講師。日本文学協会で活動し、昭和30年に出版した最初著書「元禄文学研究」は、近世文学研究に画期的な転換をもたらすものとして注目された。他に「悪場所の発想」「辺界の悪所」「西鶴小説」「近松序説」「漂泊の物語」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「広末保」の解説

広末保 ひろすえ-たもつ

1919-1993 昭和-平成時代の国文学者,演劇評論家。
大正8年12月18日生まれ。昭和23年法大教授。松尾芭蕉(ばしょう),井原西鶴(さいかく),近松門左衛門などを研究してその発想の根源遊行遊里歌舞伎などの悪場所にさぐり,近世文学や芸能の読み直しをすすめた。平成5年10月26日死去。73歳。高知県出身。東京帝大卒。著作に「前近代の可能性」「元禄文学研究」「悪場所の発想」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「広末保」の解説

広末 保 (ひろすえ たもつ)

生年月日:1919年12月18日
昭和時代;平成時代の演劇評論家;日本文学者。法政大学教授
1993年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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