広義の密約(読み)コウギノミツヤク

デジタル大辞泉 「広義の密約」の意味・読み・例文・類語

こうぎ‐の‐みつやく〔クワウギ‐〕【広義の密約】

国家間の条約協定などで秘密にされている部分。他国に重要な権利・自由を与えたり、自国が重要な義務負担を引き受けるなど、公表されているものとは異なる重要な内容を持つ国家間の合意了解で、必ずしも明確な文書の形で存在するものではなく、暗黙うちになされているもの。平成21年(2009)11月から平成22年(2010)3月にかけて密約問題を検証した外務省有識者委員会が示した密約に関する定義の一つ。→狭義の密約

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 狭義

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む