庄司勝富(読み)しょうじ かつとみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「庄司勝富」の解説

庄司勝富 しょうじ-かつとみ

1668-1745 江戸時代前期-中期俳人
寛文8年3月28日生まれ。江戸吉原草創期の功労者庄司甚右衛門の後裔(こうえい)。妓楼(ぎろう)西田屋の主人町名主。元文3年往来のあった俳人,絵師,遊女などの作をあつめて「洞房語園」を編集,刊行した。延享2年8月8日死去。78歳。本姓野村通称は又左衛門。号は道恕(どうじよ),叙乂(じよがい)。

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367日誕生日大事典 「庄司勝富」の解説

庄司勝富 (しょうじかつとみ)

生年月日:1668年3月28日
江戸時代中期の町人
1745年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の庄司勝富の言及

【洞房語園】より

…江戸中期の随筆。庄司道恕斎勝富著。1720年(享保5)の自序がある。江戸の吉原遊廓について,遊女の起源や吉原の創設からを詳しく述べた書。吉原について記したもっとも早い解説書として近世以来珍重されている。勝富の祖である庄司甚右衛門が吉原を開設したこと,廓中の各町の名称,遊女勝山,太夫吉田,太夫高尾,散茶(さんちや)女郎の起りなどが記されている。異本があり,本文に出入りがある。【宗政 五十緒】…

※「庄司勝富」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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