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度羅楽 とらがく

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

度羅楽
とらがく

日本の古代音楽の一つ。度羅国より伝来した音楽。史上における初見である「天平3 (731) 年雅楽寮の雑楽生として度羅楽 62人」という記事から,おそらく8世紀初頭に日本に渡来し,国家の音楽として雅楽寮で伝承教習されたものと思われるが,大同4 (809) 年には,急速にすたれた。

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デジタル大辞泉の解説

どら‐がく【度羅楽/吐羅楽】

奈良時代の外来歌舞。唐楽・三韓(さんかん)楽とともに盛行。奈良末期には衰退。度羅は済州島とも、タイ国西部ともいう。

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世界大百科事典内の度羅楽の言及

【雅楽】より

…うち,国風歌舞(計262名)については歌,儛,笛の師と生とを記すのみで個々の種目名を明記しないが,外来系のもの(計147名)には,唐楽,高麗楽,百済楽,新羅楽,伎楽の名がみえる。令制施行後も度羅楽(とらがく),林邑楽,渤海楽が渡来した。まず度羅楽(伝来の経緯も出自も未詳)が奈良時代初期に伝わり,731年(天平3)7月の雅楽寮定員改訂の際に度羅楽生62名が追加された。…

【舞楽】より

…このような外来楽舞の全盛期は,おそらく752年(天平勝宝4)の東大寺大仏開眼供養あたりであったろう。9世紀初頭までに伝わった外来楽舞としては,唐楽,高麗楽,百済楽,新羅楽,度羅楽(とらがく),林邑楽(りんゆうがく),呉の伎楽などが知られ,このほか渤海楽(ぼつかいがく)の記事もある。 9世紀の半ばごろから,これら外来音楽の内容を取捨整備し,あわせて日本人の好みに合った音楽へ改変する,いわば外来音楽の国風化の気運が高まった。…

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