座公事(読み)ざくじ

精選版 日本国語大辞典 「座公事」の意味・読み・例文・類語

ざ‐くじ【座公事】

  1. 〘 名詞 〙 中世特権を有する座の構成員がその代償として、座あるいはその本所である朝廷寺社等の諸権門に納めた課役座役座銭。座役銭。役銭。
    1. [初出の実例]「さくしの事、ことことくさくしを出さらむ人の者、さゑは、入申へからす」(出典:今堀日吉神社文書‐応永一〇年(1403)二月日・座公事定書案)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む