中世の諸座が本所からうける商業上の特権の保護に対し,勤める夫役(ぶやく)や納める現物または代銭(座銭)。大和国の諸座は興福寺の寄人(よりうど)や春日社の神人(じにん)となり,販売の独占権や課役免除など,うけた保護に対し役を負担した。室町時代には,座役の徴収者はしだいに門跡・学侶らから衆徒(しゅと)・国民(こくみん)まで重層的になり,衆徒・国民の被官化が進むと寺家などの手から離れていった。座役は現実的な支配権の力関係に影響された。のちしだいに現物から代銭(座銭)・代物納にかわっていく。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...