座頭虫(読み)ザトウムシ

デジタル大辞泉 「座頭虫」の意味・読み・例文・類語

ざとう‐むし【座頭虫】

蛛形ちゅけい綱ザトウムシ目の節足動物総称。体長2~7ミリ。四対の歩脚は著しく長く、クモに似る。暗く湿った所にいる。幽霊ぐも。めくらぐも。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「座頭虫」の意味・読み・例文・類語

ざとう‐むし【座頭虫】

  1. 〘 名詞 〙 クモ綱ザトウムシ目の総称。脚を広げると三センチメートルを超える種もある。頭胸部腹部境界はくびれず腹部には体節がある。湿った林床に生息し、昆虫ミミズなどを食べる。脚が長く緩慢に歩く様子が杖をついた座頭に似るところからの名。日本には約八〇種が分布。めくらぐも。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む