庫蔵(読み)こぞう

精選版 日本国語大辞典 「庫蔵」の意味・読み・例文・類語

こ‐ぞう‥ザウ【庫蔵】

  1. 〘 名詞 〙 財宝などを入れておく倉。庫倉
    1. [初出の実例]「悪業の依身なり。不浄の庫蔵(コザウ)なり。終に道の辺の土となるべし」(出典発心集(1216頃か)七)

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普及版 字通 「庫蔵」の読み・字形・画数・意味

【庫蔵】こぞう(ざう)

庫中の物。〔列子楊朱〕衞の端木叔は子貢の世(後世)なり。其の先貲(先世の財)を(か)り、家に金を累(かさ)ぬ。~行年六十、氣幹將(まさ)にへんとす。其の家事て、(すべ)て其の庫を散じ、一年の中に盡く。

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