庵点(読み)イオリテン

大辞林 第三版の解説

いおりてん【庵点】

?」「〽」の符号。文中に和歌・俳句、謡物などを記すときや、箇条書きの文書、連署の姓名などに付して確認済みの印とする。

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精選版 日本国語大辞典の解説

いおり‐てん いほり‥【庵点】

〘名〙 箇条書の文書、連書の和歌、連歌、謡物、連署の姓名などの右肩に加える「」「」などの記号。庵形をしているのでいう。散文中に歌謡を引用する時にも使い、長唄などの歌謡の本では、段落のはじめを表わす。確認済み、注意をうながすなどの印として用いる。
※俚言集覧(1797頃)「いほり点〈略〉人の名などに点をかくるは、いほり点を忌むべき儀あり。首帳に点かくるに、いほり点を用ふる故なり」

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