廊下橋(読み)ロウカバシ

デジタル大辞泉 「廊下橋」の意味・読み・例文・類語

ろうか‐ばし〔ラウカ‐〕【廊下橋】

険しい道などに、廊下のように架けた屋根付きの橋。
城内で廊下のように架け渡した橋。左右側面に壁を作って横矢を防ぎ、狭間はざまを設ける。横蔀よこしとみ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「廊下橋」の意味・読み・例文・類語

ろうか‐ばしラウカ‥【廊下橋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 屋根をかけた廊下のような橋。廊橋
    1. [初出の実例]「通天橋 東福寺の内に有り、廊下(ラウカ)橋也」(出典:国花万葉記(1697)二)
  3. 城に設けた橋。常の橋の上に廊下を設け、左右に壁をつけ、狭間(さま)を切り、横矢を防ぐ用とするもの。また、屋根がなく、敵に向かった方面にだけ竹束や塀などをしたもの。
    1. [初出の実例]「廊下橋(ラウカハシ)の事」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品四二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む